プロフィールを書く時のインンタビューの役割って?

プロフィールを書かせていただく時は必ず、お時間を取っていただいて、直接お会いしてお話を伺います。遠方の方の場合はスカイプなどの方法ももちろん可能ですが、私はやはり直接お会いしてお話を伺うことを重要だと考えています。

 

お会いする前に、いくつか質問事項をお送りしたり、経歴を伺うこともあります。人によっては「それだけの事前の情報を渡しているのだから、それで十分ではないか」「時間を割く必要があるのか」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。

 

それは会話をしていく中で、まず心を開いていただいて、心の中のもやもやをスッキリと整理する役目、そしてご自身でも気づいていない自分の心の中の想いに気づいていただく、という役目があります。もちろんその方にお会いして感じる空気感やお人柄をプロフィールに盛り込みたいという気持ちもあります。

 

プロフィールをご依頼いただく方にはインタビューを受けている間に、気づいていただくことがたくさんあるはずなのです。それは、自分が本当にやりたいことはなんだったのか。自分はなぜ、この仕事をしたいのか。誰のためにしたいのか。もちろんそれがはっきりそしている方もいらっしゃいますが、これって本当の原点だと思いませんか?

 

話をしていく中で、そういえば、「私がやりたいと思っていたことはこんなことだったんだ!」ということをご自身の口から発していただきたいのです。はっきりとしない場合、よくわからない時は少しお時間を取ってでも考えていただくこともあります。

 

自分の心の中の想いと自分がこれからやろうとしていること、もしくは今やっていることが一致して初めてプロフィールというものが生きてくるのだと思います。私はプロフィールライティングを通して、その方の使命というものを引き出せたらいいなと考えながらプロフィールを書かせていただいています。